山帰来
何年も前から気になっていた山奥の蕎麦屋さんに、やっと行く機会が巡ってきました。
山帰来(さんきらい、と読みます)は、過疎化する町を活性化させるための取り組みの一環として立ち上げられたお店で、地元の杉を使って建てたログハウスで、地元で栽培した蕎麦を挽いて、地元の人を雇って運営している蕎麦屋さんです。
でも、そんな能書き(失礼!)はどうでもいいほど、いいお店でした。
まず立地が最高です。二つの清流が出会うところに建てられていて、カウンター席に座ると、川の背後の緑の山を見ながら蕎麦をいただくことができます。
すぐ脇には山葵田と、小さな蕎麦畑もあります。
着いたのが午後2時少し前で、駐車場には宇都宮ナンバーだけでなく、長野、群馬、福島、品川など、いろいろなところから来たクルマがいっぱいでした。
混んでいるタイミングだったらしく、受付リストに名前を書いて待ちましたが、15分ほどで席に案内されました。
カウンター席でしたが、正面に緑が見えるので、2人ならむしろテーブル席より良いと思いました。
けっこう待たされましたが(入店のタイミングの問題だと思います)、おかげで最後の客になり、お店の人とゆっくり話したりできたので、結果オーライでした。
お蕎麦はもちろん美味しかったですよ。お茶代わりにサーブされる蕎麦湯が濃くて、これもポイント高し。もちろんお代わり自由。
お会計を済ませて外に出ると、いっぱいだったクルマがいなくなって、がらんとした空間が広がっていました。